ヘリウムマイニング(Helium:HNT)

勧誘レビュー

悪徳商法からくり屋敷の主人(あるじ)、忍者〆金影でござる。

今回は、案件レビューです。
当屋敷に舞い込んだ新しい案件をご紹介します。
案件レビュー同様に貴殿の「選球眼」つまり案件を見極める力向上の一助になれば幸いです。

では早速本題に入りましょう。

案件の概要

どういう経緯で誰に聞いたのか

2021年10月初旬に仕事の取引先の方から軽く聞きました。
「まだ日本に広まっていない面白い案件がある!」とのこと。

以前もネットワークビジネスの勧誘をされたので「また何か言ってるな〜」と聞き流したでござる。(金影の吹き出し)

なんと!その案件が1ヶ月経った頃に巷で凄まじい勢いで拡がっているとの情報を得たので記事にしようと思い立ちました。

案件のプロフィール

今回取り上げる案件の簡単な情報です。

案件名Helium(HNT)無料マイニング※かかる費用については、下記[参加費用]参照
ジャンル暗号通貨
参加費用専門ルーターの送料、専門ルーターの電気代
報酬形態暗号通貨マイニング報酬、紹介報酬※紹介報酬の詳細については、ホワイトペーパーに記載なし
運営会社iHub Global
所在地Citrus Plaza 1619 14th Ave Vero Beach, FL 32960
HPhttps://ihub.global/

こちらの表のみでは分かりにくいと思うので詳細に解説します。

Helium(HNT)とは

Binance、FTXに上場する暗号通貨の一種です。
IoTにおけるセキュリティ、電力量などの課題を解決し、世界中に非中央集権的な情報網を作り上げることを目的としたプロジェクト。

その情報網をどのように構築するのか。世界中に専用ルーターを設置し、情報網を拡大するとのこと。

複数の大手ベンチャーキャピタルから資金調達を行っているとのことから将来性に期待されていることが読み取れます。(ソース:https://www.wisebitcoin.com/jp/newsroom/newsfeed/63763)

具体的に何をするのか

簡単にお伝えすると「情報網構築に協力」をします。具体的には、専用ルーターを自宅などに設置をします。

専用ルーターが稼働するにはインターネット回線が必要になる為、自宅にwi-fiがある必要があります。
ただし、専用ルーター同士は300メートル離れて設置することが必要とのこと。

案件参加にあたり毎月下記の費用がかかるとのことです。

◆専門ルーターの送料(海外発送の為、約5,000円)
◆専門ルーターの電気代(約100円)
※勧誘者の説明によるものでホワイトペーパーなど公式な情報ではありません。

当屋敷の見解【HNTプロジェクト自体は、しっかりしているが…】

当屋敷の見解と本案件のリスクについて解説します。

見解の理由

HNTプロジェクトは、IoTに関する背景や将来性に関して整合性がある。
また、参加にかかる費用も少額でありプロジェクトの性質と口コミによる拡散の相性もマッチしていることからさほど怪しい点もないと考えています。しかし、リスクが全くないという訳ではないので次に解説します。

本記事は、HNTプロジェクトのホワイトペーパーをベースに執筆しています。ソースがそれ以外の場合は、必ず明記しています。
暗号通貨の中でも草コインと言われる通貨に関わる際は、必ずホワイトペーパーに目を通すことを推奨します。(HNTプロジェクトのホワイトペーパー:http://whitepaper.helium.com/)

ホワイトペーパーってなんぞ!という方は、こちらの記事を参照下さい。

本案件のリスク

こちらは、3点あると考えています。

その一:金銭面

プロジェクトが失敗し、案件参加にかかる費用(送料、電気代)を失うこと。

その二:勧誘者による嘘

ネットで検索をすると本案件を扱う記事が既に多数あります。

その中には「何もせずに毎月10万円」といった期待させるような記事もあります。
勧誘したいが為の過剰なセールストークでしょう。

金影
そんな美味しい話ない。
悪いことは言わない真面目に働くでござる
その三:個人情報を抜かれる

これが最も大きなリスクと思います。

本案件参加にあたり一通りの個人情報が必要になります。
それを収集元によって悪用されてしまう可能性があるということです。

案件の現状 ※2022年7月現在

本記事の公開から早半年ほどが経過しました。

半年経った今、どのような状態となっているのか。

マイニングに必要な専用ルーターが届いていません。

参加した友人はもちろん届いておらず。
さらに、その上位者(紹介者)に確認してもらったところ届いていないとのことでした。

金影
到着が遅れている理由は、半導体不足とのこと。
拙者が話を聞いた2021年11月時点では「年明け(2022年1月)には届く」とのことだったでござる。

「個人情報が抜かれる」というリスクがあるのではという当屋敷の見解に関係ある点として本案件参加後、迷惑メールが増えた気がすると友人は言っています。
迷惑メールの内容を確認したところ”楽に稼げる系”の内容でした。本案件との関わりの可能性もあるのではと個人的には考えています。

金影の感想

上述した通り、様々な観点で整合性が取れており、意外にしっかりとしているというのが素直な印象。

ただ、かなり広まっていることからマイニング報酬はどんどん薄くなり、想定していた報酬は獲得出来ないというオチになるのではないかと考えています。

拙者の友人が案件に参加しているので情報収集を継続する。

また新しい情報が入り次第記事とするつもりです。

まとめ

最近巷で流行る案件に関する速報でした。

  • 珍しく整合性のある案件
  • さほどリスクは大きくない
  • 拡大しすぎてマイニング報酬が雀の涙になるのではと予想

拙者の考えを纏めるとこんなかんじ。予想が当たるか楽しみでござる。

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