情報商材とは

仕組み【からくり】を知る

悪徳商法からくり屋敷の主人(あるじ)、詐欺忍者〆金影でござる。

今回は、社会問題にもなった”情報商材”について解説します。

「情報商材ってなに??」
「情報商材ってどうなの??」
「情報商材でどう稼ぐの??」

この辺りに関心がある方におすすめの記事となっています。

情報商材とは

情報商材とは、〇〇!と定義するのは困難です。
「何らかの方法論・ノウハウ」など形のない商品を全般的に指して情報商材とカテゴライズされる。
しかし、商品券やクーポンは無形と言えど情報商材ではない。

金影
情報商材は、”購入者が一律の効果やメリットを享受できる訳ではない”というのが大きな特徴だと拙者は考えるでござる。

享受出来るメリットが不明確な無形の商品である為、販売者と消費者間のトラブルに発展しやすい点も特徴であり、問題点と言える。

情報商材の問題点については、別記事で言及します。

情報商材の作り方と売り方

作成ステップは、以下の通り。

(あくまで金影が携わった商材開発の手順なので全ての商材がこうして作成されている訳ではない)

STEP①:持っている情報の整理

よく言われる「ノウハウの棚卸し」というフェーズです。

具体的には、実際に提供することが出来る情報を明確にするという作業です。

当然に持っている情報の質が商材の満足度に大きく影響するので重要なフェーズ。

また、発信内容の需要もこのフェーズで調査、検討する。

しかし、ハナから中身のない商材を販売するのであれば然程時間をかける必要はない。

例えば、「確実に即日50万円を獲得する方法」というタイトルに対して「消費者金融で借りよう」といった内容の商材を販売するなど。

このような商材を販売する場合、

いかに購入させるかとクレームにいかに対応するかに注力すべき。

STEP②:販売方法の決定

正直、ここが最も重要なフェーズ。

極端な話、どんなに質の悪い商材であろうと売れればお金になります。

販売方法を決定することで必要経費、起こりうる問題が見えてきます。

(起こりうる問題については、かなりディープな内容なので本記事では触れないこととします。)

販売方法その①:ネット販売

世の中の大半の情報商材は、ネットを媒介して販売されています。

一般的には、リスティング広告を活用して自前のLP(ランディングページ)に誘導する手法。

さる
LPはほとんど外注でしょうね。

販売方法その②:対面販売

ここ最近、対面販売にて情報商材を販売する業者が増えてきています。

ネットでの商材販売の手口が世間的に広く認知されるようになったことにより情報商材販売者の新しい一手つまり、最新の手法と言っても差し支えないでしょう。

簡単にいうと営業マンによるアポイントセールスです。

マルチ商法と同じ要領で人伝いに販売していく手法になります。

販売のポイントとしては、いかに情報商材感を失くすか。

コンサルティング、コーチング、ビジネススクール、サロンなどという言葉が使われがち。

金影
実際に拙者が運営に携わった悪徳業者はこの手法で売上を上げていたでござるよ。

STEP③:形式を決定し、コンテンツを作成

最終フェーズ。

どんな形式のコンテンツにするのかを決定し、いよいよコンテンツを作成します。

情報商材によく使用されるのは以下の形式。

  • ドキュメント(PDF)
  • 動画(youtubeの限定公開など)

商材の内容によって適した形式は変わるのでそれを考慮して決めること。

情報商材に本物・偽物はあるのか?

ここでは「本物」か否かの判断を当該情報商材の購入目的を遂行出来るのかという観点ですることとします。

結論、購入者次第。

これについては、拙者の体験談から解説したいと思う。

拙者も駆け出しの時に情報商材を購入しました。

その商材は、「お金を稼ぐこと」を目的としていました。

結論として商材自体では稼ぐことは出来ずにその商材を販売する営業マンとして販売手数料によって稼ぐこととなりました。

そして、運営に参画し役員報酬という形で給与を貰い商材購入額以上のお金と様々な経験を獲得し今に至ります。
運営として商材開発に携わった経験から情報商材の販売者は、
購入者が稼げるか否かなど目的を達成することを然程重視していないことが多いと考えます。

では何を重視しているのか。それは、売上です。
コンテンツの質や満足度は二の次です。

結びに

悪徳商法運営を経験して夢破れる多くの方を目の当たりにしてきた。

人間は、痛い目に遭って世の中の汚い部分を知って成長する。

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