拙者、さるでござる🐒
この記事は、「アムウェイってよく聞くけどどんな感じなんだろう??」という方向けの簡潔な解説記事です。
ネット上では嫌われ者のアムウェイ。それを鵜呑みにせず、自分の目で判断したいという貴殿には一読の価値あり!!
当屋敷の主人、金影もアムウェイ経験者です。
目次
アムウェイはネズミ講?
結論、アムウェイはネズミ講ではありません。
マルチレベルマーケティングを取り入れた日用品のメーカー(ダイレクトセリング企業)です。通称ネットワークビジネスやマルチ商法と呼ばれています。
ネズミ講とは、商品やサービスが存在せず、ただ会員を増やすだけのもの。
一方、アムウェイは日用品を商品として製造・販売する企業である為、ネズミ講に該当せず、実は全く以って違法性はありません。
アムウェイの仕組み
マルチレベルマーケティング、通称マルチ商法のビジネスモデルはどうなっているのか。
ビジネスモデル
アムウェイでは通常のメーカーと違い、流通における中間マージンや広告費をユーザーを紹介した会員への報酬に充てています。(この会員をマルチ商法界隈ではディストリビューターと言います。アムウェイではアムウェイ・ビジネス・オーナー略してABOと呼ばれています。)
この図のようにドラッグストアやコンビニに払う販売手数料を、ディストリビューターがもらえるという仕組みです。その利益分配の仕組みを報酬プランと呼びます。
報酬プラン
ネットワークビジネスやマルチ商法には、会社ごとに必ず報酬プランが存在します。
ではどのように利益を得ることができるのかを解説します。
様々あるネットワークビジネスやマルチ商法を展開する会社の中でも最古参のアムウェイは報酬プランも長い歴史があります。
報酬プランは、3つに大別されます。
これについては別の機会に説明するとして全てに共通するのが「会員を増やすと雪だるま式に収益率が増える」点です。
この図は、アムウェイの売上の内訳を示しています。
アムウェイでは売上の約30%を製造原価、約30%を給与などの諸経費、そして残りの28.75%をABOへのボーナスとして払い出しています。
例えば、1000円の商品が売れたら300円がABOに還元されます。
この連鎖を起こすことで権利収入の獲得を目指します。
しかし、金影様は断言していらっしゃいます。「ネットワークビジネスで権利収入は得られない」と。
ネットワークビジネスは、副業・複業としてどうなのか。こちらの記事をご参照下さい。
アムウェイの勧誘
「アムウェイって知ってる?」
もはや名言。さるも本当にホームパーティで言われたことあります。
アムウェイの勧誘は、後出しじゃんけんをするケースが多いです。
久しぶりにお茶やホームパーティに誘われたりするのは十中八九アムウェイを含むマルチ商法です。
ネットワークビジネスでは営業や勧誘の意図を事前に伝えた上でアポイントを取ることが法律で定められています。しかし、これを遵守して活動しているディストリビュターは皆無と言っていいでしょう。
彼らが嫌われてしまう理由は主にこれです。
アムウェイの古典的な勧誘手口
アムウェイの主な勧誘の手口についてご紹介します。
実体験に基づく情報ではありますが、全員同じことをする訳ではありません。
マッチングサービス
Tinder、ペアーズなどのマッチングアプリです。
ビジネス、恋愛、趣味など様々な面でアプローチしてきます。
どのSNSにも必ず潜んでいます。見抜き方は別記事にて金影様が解説します。
イベント
スポーツ、飲み会、ホームパーティーと称して集まりを開催し、そこで勧誘の布石を打つやり方です。
参加者の半分以上がABOでそれぞれ役割分担し、新規会員獲得の為に立ち振る舞っているので異様な空気感です。また、鍋、醤油、包丁、ハンドソープなど備品をアムウェイ製品で揃えている。
このイベントの参加者をマッチングアプリで調達する訳です。
マッチングアプリは、勧誘ビジネスに悪用されることが多いです。
アムウェイの最新勧誘手口
オンライン交流会
コロナの影響もあり、勧誘方法に変化があります。
オンラインで読書会や飲み会、ゲームをする機会を設け、SNSで発信し、興味をもった友人や知人を釣っていくという手法。
アムウェイを真剣に取り組んだ人の末路
多くの人が辞めて別のネットワークビジネスに移籍します。
有名どころでいうとニュースキン、アリックスがよく聞く名前です。
より稼げると思われる方に移行していく訳です。
ネットワークビジネス以外に移行する人も多くはないですが、います。
これについても別記事で扱おうと思います。
これは想像に容易いですね。
しかし、実は、みんなスッパリとネットワークビジネスを辞めているわけではありません。
アムウェイは洗脳?
洗脳です。
洗脳によって権利収入に取り憑かれ、友達を無くしたり会社員をバカにしたりしてしまう訳です。
しかし、これはアムウェイに限った話ではなく、誰しも何らかの洗脳を受けています。
例えば、
大企業に入社して定年まで働くことが本当に正しいのでしょうか??
そんな大企業もやっていることはアムウェイとそう大差ありません。
「洗脳はダメ」などのような「〇〇はダメ」は思考停止です。
このような頭ごなしに否定をするような判断軸は、辞めましょう。合理的な判断が出来なくなります。
実態を見ましょう。
アムウェイが世間から煙たがられる理由は、洗脳をしているからではありません。
“仕組みと実態に乖離”から世間に嫌われている訳です。そもそも仕組みが破綻しているのです。
アムウェイをはじめとするネットワークビジネスの具体的な破綻ポイントは別記事で解説します。
アムウェイの最新ニュース
2022年10月14日付けで消費者庁よりアムウェイ(正式名称:日本アムウェイ合同会社)に対して2023年4月までの半年間の行政処分を下しました。詳細は、こちら。
これによりアムウェイは、新規会員募集などの活動を出来ない状態となります。
日本最大のダイレクトセリング企業、アムウェイに行政処分が下ったことはマルチ商法界隈だけでなく社会的な関心を集めることでしょう。
アムウェイのまとめ
かの有名なアムウェイに関していかがだったでござろう🙊
本記事の内容は、アムウェイに限らず他のネットワークビジネスに通じる内容です。
- アムウェイは、ネズミ講ではない
- アムウェイは、洗脳であるが、巷に洗脳は溢れている
- ”仕組みと営業実態の乖離”こそがアムウェイの問題点
本記事をまとめるとこんなかんじですかね。
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