マルチ商法の仕組み【からくり】

仕組み【からくり】を知る

拙者、さるでござる🐒

◆権利収入
◆マルチ商法
◆ネットワークビジネス
◆マルチレベルマーケティング(MLM)

この記事は、上記のワードに関心がある方向けの簡潔な解説記事です。
「友人から聞いたけどピンと来ない」「取り組む家族や友人への理解を深めたい」という貴殿には一読の価値あり!!

さる、主人の金影も経験者です。

マルチ商法の仕組み

正式名称は、連鎖販売取引。法律(特定商取引法第33条)に規定される”合法的な”商品やサービスの販売手法です。

一般的には、マルチ商法をはじめネットワークビジネスやマルチレベルマーケティング(MLM)と呼ばれています。

ではどんな仕組み【からくり】なのか解説します。

商品やサービスを販売する企業の会員となり、口コミにより新規会員を増やしつつ商品やサービスを販売し、報酬を獲得するという仕組み。社員ではない会員が商品の販売を担当するのが一般的な企業のビジネスモデルとの違いです。また、自身だけの紹介だけでなく自身が紹介した人、その先の人…と「新規会員紹介の連鎖」が報酬となります。ただし、この連鎖には制限があり、ここがネズミ講と異なる点です。

金影
貴殿に「一緒にビジネスをやらないか??」と持ち掛けてくる知人や友人はこの類でござる。

その為、会員たちは必死に新規会員の勧誘を日夜行います。
この勧誘が強引なことが多く、不快な思いをした経験がある方が多いという側面もあります。

マルチ商法は、詐欺やネズミ講なのか??

結論から「マルチ商法は、詐欺でもネズミ講でもなく”合法”」であり、

「詐欺」と「ネズミ講」のどちらの認識も間違いです。しかし、マルチ商法はネズミ講から派生した商法であることも否定は出来ません。

世間の一般論は感情的であったり偏見で語られることが少なくない為、何事も”実態”を見ようとする努力をすることをおすすめする。

マルチ商法に取り組む友人や知人を少しでも理解することにも繋がるのではないでしょうか??

マルチ商法の勧誘

マルチ商法の勧誘は、意外にも貴殿の身近に潜んでいます。

勧誘方法を挙げると枚挙に暇がないのでここでは、よく勧誘文句に使用される「マルチ商法勧誘の確定演出」をご紹介。営業を仕掛けられるフラグですので、頭に入れて冷静に対処できるようにしておいて損はないはず。

確定演出その一:”権利収入(不労所得)”になる

マルチ商法に取り組む方の多くが夢焦がれるのが”権利収入(不労収入)”です。

聞き馴染みのない言葉ですが、”不労所得”と言われるように「働かずして得られる収入」のこと。

一般的には、印税や家賃収入がそれに当たります。

金影
”権利収入(不労収入)”というワードを用いる方々は、マルチ商法という呼称を好まず、ネットワークビジネス(MLM)と自称することが多いでござる。

魅力的ですよね。なんとマルチ商法でそれが得られると会員たちは言うのです。

しかし、残念ながら真っ赤な嘘です。
”権利収入(不労収入)”どころか誰よりも働くことになるでしょう。

これについては別記事で金影の個人的見解を解説します。

確定演出その二:「凄い人・お世話になっている人」がいる

これも高確率でマルチ商法です。
確定演出その一と組み合わせることで確定演出となります。
この二つが組み合わさった場合、絶対的にネットワークビジネス(MLM)です。

凄い人やお世話になっている人がわざわざ貴殿の為に時間を作るのは何故でしょう。。
マルチ商法の仕組み【からくり】を考えれば分かりますよね。

これについてはマルチ商法に限らず、会いに行くとロクなことがないので絶対に会いに行かないことを強くオススメする。少しばかり踏み込み気まずい空気に耐えられるのなら、「何をしている人なのか」「何がどう凄いのか」を踏み込んで聞きましょう。120%の確率で抽象的なことしか言わないことでしょう。

実態のない凄い人風の人の為、抽象的なことしか言えない訳です。

マルチ商法のおさらい

  • 一般的には、ネットワークビジネスと呼ばれる
  • 特定商取引法第33条に規定される合法的な販売形態
  • ”権利収入(不労所得)”を得られることはない
  • 「凄い人・お世話になっている人」には会いに行かない

本記事をまとめるとこんなかんじですかね。
悪いことは言いません。「凄い人・お世話になっている人」には会いに行かないで下さい。

金影相談室(有料)が御座います。

マルチ商法に関する身近には言いにくい相談事を受け付けております。 気になる方は、詳細をご確認下さい。

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