悪徳商法からくり屋敷の主人(あるじ)、忍者〆金影でござる。
詐欺・悪徳商法の被害者より当屋敷に相談が多々あります。
その中には借金の返済に苦しんでいるという方も少なくありません。
消費者金融などで借金をして
「投資案件に出資したが、案件が頓挫して借金だけが残った…」
「ビジネススクールに入会したが、聞いていた話と違い稼げずに借金だけが残った…」
上記のようなケースで借金の返済で苦しんでいるまたは首が回らなくなってしまった方向けの記事です。
はじめに
本題に入る前に当屋敷(当サイト)の目的と運営者の考えを明記致します。
詐欺や悪徳商法は、人生におけるトラップ。
これらによりお金・時間を大きく失う場合も少なくありません。
人生におけるトラップを回避し、「自身のキャパ」以上のマイナスがなければ様々な面で人生は必ず右肩上がりになると考えています。
被害に遭わないことが一番。
しかし、本記事に辿り着いたということは被害に遭い、借金を負って生活に苦しんでいるとお見受けする。
借金に追われる日々は、大きな精神的な苦痛を伴うので早急に解決に向かうべきです。
当記事がそんな貴殿を±0(ゼロ)にする一助になると嬉しく思います。
貴殿がすべきこととその方法
まずは、±0(ゼロ)にすることを目指しましょう。
要するに、借金をなるべく早く返済する為に行動をする。
その為に貴殿がすべきことは、節約(家計の見直し)。
節約をするにはまず、現状の家計(収支)を明確にし、受け入れて下さい。
具体的な節約(家計見直し)の3つの手順を解説します。
悪いことは言わない二兎を追うものは一兎をも得ず。
より傷口を広げる可能性が高いのでまずは、借金返済に注力すべきでござる。
手順その一:収入を把握する
月々の収入を明確にしてして下さい。
こちらはそんな難しいことではないでしょう。
しかし、注意すべき点があります。
会社員の場合、残業をすると残業代が発生します。
この残業代は収入に考慮せずに毎月確実に入る「基本給」のみを収入として下さい。
手順その二:支出を把握する
月々の支出を把握して下さい。
支出を明確に把握することは意外と難しいのでまず、”固定費”から明確にしましょう。
固定費とは、支出のうちで毎月必ず出て行く支出のこと。
家賃、通信費、民間の保険料が分かりやすい固定費です。
固定費以外の支出は、”変動費”です。
支出の把握を困難にしているのがこの変動費。
貴殿の家計にある使途不明金の正体は変動費でしょう。
徐々に明確にし、必ず出てくる使途不明金を少しずつ解明する努力をするでござる。
手順その三:”固定費”の削減をする
固定費を削減することで簡単に節約をすることが出来ます。
節約となると食費を削る方が多いですが、我慢によってストレスが溜まり失敗することが大半。
しかし、下記の固定費を削減することにストレスもなく、大きな節約になります。
◆自動車関連費用
◆家賃
◆通信費
◆民間の保険料
◆サブスクリプションサービス
貴殿は、これら固定費のいずれかを削減すべき。
では上記の各項目を少し深掘りします。
自動車関連費用
自動車を持っていない方は、読み飛ばして下さい。
自動車関連費用というのは自動車の維持費。
ローン、ガソリン代、駐車場代、税金、保険料、メンテナンス費用と様々な費用がかかります。
自動車を保有している場合、手放すことで毎月数万円の固定費の削減となるはずです。
しかし、エリアによっては車がないと生活出来ない場所もあるのでケースバイケース。
家賃
実家にお住いの方は、読み飛ばして下さい。
一人暮らしとなると固定費の中で大きな割合を占めることでしょう。
つまり、自動車関連費用と同様に削減をすれば家計に大きなインパクトを与えます。
そして、毎月の返済の負担を軽減してくれるはず。
家賃を節約する必殺技をご紹介します。
それはシェアハウスに引越しをすることです。特に、ドミトリータイプがおすすめ。
シェアハウスの多くが初期費用が格安です。
返還される敷金以内でに引越しが出来れば大きな節約になります。
シェアハウスですので一人暮らしよりも快適ではないというのがデメリットです。
しかし、上述した通りにまず貴殿はいち早く±0(ゼロ)の状態になることが最重要。自身の快適は二の次。
とは言っても必ず必要資金などのシミュレーションを行い、目的に対して有効な対策かを検討して下さい。
シェアハウス検索サイトは、こちら。
通信費
通信費を両親が負担しているなどご自身で負担していない方は、読み飛ばして下さい。
また、既に格安SIMを契約している方も読み飛ばして下さい。
docomo/au/SoftBankのいずれか利用している方は、格安SIMに乗り換えて下さい。
通信費を大幅に下げることが出来ます。
民間の保険料
民間の保険に未加入の方は、読み飛ばして下さい。
加入している場合、すぐに解約しましょう。
保険とは、まさかの事態に備える為のもの。貴殿はまさかの事態に備えている場合ではありません。
毎月数千円〜数万円の削減になるはず。
また、加入する保険によってはいくらかの返戻があるかもしれません。
サブスクリプションサービス
代表的なサービスは「Apple Music」「Spotify」「Amazonプライム」「Netflix」など。
利用していないサービスは解約しましょう。
借金問題解決の奥の手(債務整理)
借金はなるべく早く返済すべき。
上述した「固定費の削減」で借金苦が改善されるのが理想ですが、これでも状況が好転しないとなると「債務整理」を検討しましょう。
債務整理には以下の3つがあります。
- 個人再生(おすすめ)
- 任意整理(おすすめ)
- 自己破産
それぞれに特徴があります。
貴殿の状況に応じてメリットとデメリットを比較して債務整理すべきかどうか検討しましょう。
種類問わず債務整理をすると返済の催促が止まります。
そして、一定期間返済をしなくてもよくなります。
そのため、一切の支払いが無くなる訳ではない点が注意点でござる。
とは言っても「司法書士、弁護士への支払い<借金の返済」となるので家計の改善になるはずです。
債務整理のメリット
メリットは、精神的な苦痛からの解放です。
上述の通り、債務整理をしても司法書士や弁護士への支払いは発生するので根本的な解決を図らないとまた同じことを繰り返すこととなります。
債務整理のデメリット
当然、債務整理にはデメリットがあります。
主に、債務整理したという記録が残ります。いわゆる「ブラックリスト」
このことにより債務整理の種類によるが、5年〜10年間記録が残り、お金を借りることが出来なくなります。
債務整理の中でも「自己破産」は家族や保証人にも影響が大きいので避けることがおすすめ。
自己破産以外の債務整理を行うと下記の状態となります。
- クレジットカードが使用出来なくなる
- 携帯端末の分割購入が出来なくなる
- カーローンや住宅ローンが組めなくなる
まとめ
上述の通り、借金はなる早で返済すべし。
最も良いのは「固定費の削減」によって繰り上げ返済をして返済を早めること。
しかし、それでは間に合わない場合、「債務整理」も検討することをおすすめします。
何事にもメリット・デメリットを比較して借金問題を解決しましょう。借金をなる早で返済する手段として「収入を上げる」もありますが、簡単なことではないので言及しませんでした。