スペーストレード(SpaceTrade)

悪徳商法からくり屋敷の主人(あるじ)、忍者〆金影でござる。

今回は、案件レビューです。
表題の案件に「騙された!!」という方(以下、情報提供者)から話を聞きました。
その情報をもとに金影が情報整理しつつ、案件概要と当屋敷としての見解をお伝えします。

貴殿の「選球眼」つまり案件を見極める力向上の一助になれば幸いです。
スペーストレード(以下、スペトレ)に関する情報をお持ちの方は、当屋敷のLINEアカウントに情報提供をお願い致します。(💰謝礼もある…かも)

案件の概要

今回の案件の簡単なプロフィールです。

案件名スペーストレード(略して、スペトレ)
ジャンルP2P、CtoCプラットフォーム、転売・せどり
サービス開始時期2021年7月〜
運営会社・主催会社SpaceTrade株式会社
所在地東京都千代田区1-8-3丸の内トラストタワー本館20階
HPhttps://about.spacetrade.io/
事業内容SpaceTradeの運営及び保守管理
代表者名佐々木拓椰氏、武田雄成氏

スペトレは、P2Pプラットフォームを提供しています。
ピンと来ない方も少なく無いでしょう。スペトレを理解する為、「P2Pとは何か」から簡単に解説します。

P2Pとは

Peer to Peerの略。

複数のコンピューター同士で対等に通信をする通信技術、形式のことです。
要するに、オンラインにて個人間でスムーズにやり取りを実現する技術のことです。

別の言葉にすると「CtoC、C2C」

こちらなら聞いたことある!!という方も少なく無いのではないでしょうか。

金影
メルカリなんかがまさにCtoC(C2C)プラットフォーム。
要するに、スペトレもメルカリ同様にCtoC(C2C)プラットフォームでござる。

次に、スペトレの仕組み【からくり】について解説します。

スペトレの仕組み【からくり】

スペトレでは「プラネット」なるものが売買されています。

この「プラネット」は、スペトレで購入し、保有期間を経てスペトレでしか売却できません。
この点がメルカリなど一般的なCtoC(C2C)プラットフォームと大きく異なる点であり、案件の本質部分に繋がります。

「プラネット」の購入額と売却額の差額で利益を上げるという仕組みです。
「プラネット」はスペトレ参加者間で購入と売却が繰り返されて金額が高騰していく訳です。

スペトレ参加後の流れ(情報提供者談)

具体的なスペトレの流れについて解説します。

情報提供者から聞いた話なので間違いも含まれている可能性があることをご了承ください。

STEP①:「チケット」の購入と抽選

上述したプラネット購入の抽選に参加する為の「チケット」を購入します。(15円/枚らしい)

プラネットが当選するとチケットが消費される。
落選した場合は、チケットは消費されず次回の抽選開催を待つことになります。

STEP②:プラネットの購入

晴れて抽選に当選すると売却者の銀行口座情報が送られてきてそこに購入金額を振込するように運営から指示があります。

当選したらその当日に購入代金を支払わなければならないとのこと。

支払わない場合、売主から催促されそれでも支払わなければスペトレから出禁となるとか…

STEP③:保有期間を経てプラネットの売却

プラネット購入から一定の期間(保有期間)を待つとプラネットを売却することができるようになります。
自身が抽選に当選し、プラネットを購入したことと逆のことが起こっている訳です。つまり、自身の保有するプラネットが抽選に掛けられます。

そして、当選者が自身のプラネットを購入すると利益が出ます。
流れ、保有期間と利益(利率)について下記の画像が分かりやすかったので添付しておきます。保有期間が長いほどリスクが高まるので利益が大きくなります。

(https://about.spacetrade.io/より抜粋)

STEP①〜③がスペトレ参加者間で繰り返されます。

当屋敷の見解【結論:詐欺ではないが、必ず誰かがマイナスになる】

スペトレの仕組み【からくり】の本質部分と当屋敷としての見解を解説します。

プラネットの需要>プラネットの供給

金影
この状態が維持されればスペトレの仕組み【からくり】は回り続けるでござるよ。

これこそがスペトレの仕組み【からくり】の本質であり、スペトレで稼ぐことにおける鍵。

裏を返せば、「プラネットの需要<プラネットの供給」となると案件が破綻するという訳です。
しかし、スペトレは上記のようなリスクがあることを理解してか、スペトレの次の計画を立てているという説明があったと情報提供者は話していました。

情報提供者は、スペトレが上記の状態に陥っているのかプラネットが売却出来ていないとのこと。
このことで「騙された!!」と当屋敷に情報提供をしてきたという運びです。

金影
情報提供者は、ナルトでいう保有期間という名の月読にかかっているということ。
これが無限月読とならないことを祈るでござる…

金影の感想

当屋敷でこれまでも取り上げているポンジスキームとは異なり、詐欺ではない。

あくまでプラットフォームを提供しているだけ。

仕組み【からくり】も明確に開示し、その通りに運営されていることでしょう。

スペトレ参加者という極めて小さい市場でバブルが起こっているという訳です。いつか弾けます…

まとめ

当屋敷への情報提供をもとにスペーストレードについて解説をしました。

・詐欺ではない
・バブル経済と同じ構造
・バブルが弾け、損をする人が出るのは明白

拙者の考えを纏めるとこんなかんじ。
貴殿の判断の一助になると嬉しいでござる。
いつか拙者がポンジスキーム 案件またはP2P案件に参加し、実況中継してみたいと考えています。

今回の情報提供者のように情報提供したい方、詐欺や悪徳商法に関する相談を拙者にしたい!という方は、当屋敷公式LINEにお問い合わせ下さい。

有力情報には少しばかりの謝礼を用意しています。

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